こんにちは。もぎです。
人並みの給料はもらっているはずなのに、なぜかお金が貯まらない。。。
貯金額が同年代の平均金額に比べて極端に少ない。。。
そんな経験ありませんか?
もしかしたらあなたの考え方と行動が、貯金に適したマインドになっていないのかもしれません。
まずは自分の消費パターンを分析・改善することで、貯金に適した思考を身につけることができます。
✔︎こんな人に読んで欲しい
- 家計簿をつけて管理しているつもりなのに、お金が貯まらない
- クレジットカードの請求金額に毎回驚くが、確認してみると全て心当たりがある
- 翌月の自分の給料をあてにして、クレジットカードで生活している
それでは早速、見ていきましょう!
自分の消費パターンを見直す
それなりの給料さえもらえれば、生活は豊かになると思いますか?
実は、高収入にも関わらず、散財で悩んでいる人は少なくありません。
お金に困らない生活を送るためには、収入は勿論、自分の消費についてもしっかり考えることが必要です。
お金が貯まらないと嘆いている方は、自分が以下の5つの消費パターンに当てはまっていないかを分析し、性格と行動パターンを見直すことから始めましょう!
ストレス発散のための”ご褒美散財”
普段頑張りすぎて、ストレスを溜めやすい人が陥りやすいのがこのパターンです。
「今週は頑張ったから」、「今日は嫌なことに耐えたから」と自分に言い訳をして、無駄な消費を重ねてしまうことが原因です。
そのうちに「節約しなくちゃ」と思うこと自体がストレスに感じてしまい、さらに散財を繰り返してしまいます。
この傾向が見られる方は、普段の支出に優先順位をつけてストレスをコントロールしましょう。
他人と比較する”見栄っぱり散財”
SNSなどで「いいね!」をもらうことで喜びを感じる人が陥りやすいのがこのパターンです。
外見や性格にコンプレックスを持っており、自己肯定感を高めようとして他人の評価を優先してしまうためにお金を使ってしまう傾向があります。
自分の気持ちを殺して、他人の評価ばかり気にしていてはお金を使ってもなかなか満たされません。
欲しいものに出会ったとき、それが本当に自分の欲求によるものなのか、それとも他人から評価されたいがためのものなのかを自分自身に問いかけるようにしましょう。
意識が高すぎる”自分探し散財”
仕事でもプライベートでも、より高いレベルを求める人が陥りやすいのがこのパターンです。
自己啓発セミナーや習い事などの自己研鑽、エスカレートすると、傍目には何だかよくわからない怪しげなものにまで投資してしまう一方、飛びつきが早い分飽きもまた早いのが難点です。
自分への投資(インプット)を検討する際に、その投資をどう活かすか(アウトプット)も同時に考えて、自己研鑽に励みましょう。
今までの投資を、”役に立ったもの”と”そうでないもの”に整理すると、自分に何が必要なのかが明確になるかもしれません。
不安が先行する”転ばぬ先の散財”
「贅沢は敵だ!」と言わんばかりに真面目に節約や貯金に取り組む人が陥りやすいのがこのパターンです。
リスクを避けるために思考を停止して不必要な保険に入ったり、過剰サービスの契約を結んだり、さらには老後の備えを優先して今の楽しみを後回しにしてしまいがちです。
楽しいことにお金を使えないと、日々の満足度が下がり、節約も苦行と化します。
まずはお金に対するネガティブな気持ちを取り払い、リスクとリスクヘッジのバランスを考えて無駄なリスク回避をしないことが大切です。
計画性のない”なりゆき散財”
面倒なことを嫌う自由な生き方を望む人が陥りやすいのがこのパターンです。
支出や貯金のルール設定や計画性がなく、ただなんとなくお金を使ってしまう人は、「お金について考えるのが苦手」という心理的な抵抗感ゆえに、収支の把握から目をそらしてしまいがちです。
食費や交際費など、各項目ごとに予算を設定し、お金が余ったら何でも好きなことに使っていいなどの自分ルールを決めることで、ゲームをプレイするかのように貯金をしてみるといいかもしれません。
どのパターンも適正な範囲であれば、生活や人生を豊かにするマインドです。
しかし、過剰に行き過ぎると、”貯金をする”という観点では不利になるものばかりですので、加減を知ることから始めましょう。「過ぎたるは及ばざるが如し」です。
今日から始められる貯金向きな思考法
貯金をするにはお金に対してポジティブになることが重要です。
「節約しなければ」、「お金を貯めなければ」という気持ちだけを強く持ってしまうと、お金を使うことに罪悪感を覚えたり、貯まらない現状に強いストレスを感じて、かえって貯金すること自体を遠ざけてしまいます。
満足感の高い消費をしながら、かつ節約するための思考法をご紹介します。
1.食費や衣類費をセーブする
冷蔵庫やクローゼットの中身を整理すれば、自宅の食品や洋服について把握でき、無駄な買い物を抑制することができます。
- 食料はあらかじめメモしたもの以外は買わないようにする
- クローゼットの中を撮影しておき、ダブりの買い物をしない
- 欲しいと思ったものはその場で買わず、一度家に帰って考える
など、自分でルールを決めて必ず実行するようにするだけで、無駄な出費がかなり抑えられます。
2.買い物の費用対効果を見極める
「特売品を買うために少し遠くのスーパーまで遠征する」など、少しのお金を節約するために多くの時間と労力をかけることは、かなりの心的ストレスになります。
ときにはお金よりも時間の節約を優先し、浮いた時間で自分の好きなことをするなど、ゆとりのある生活を心がけることも大切な要素です、
ネットショッピングなど、時間をかけず最安値を比較できたり、わざわざ買い物にいくてもを省けるものは積極的に活用することもオススメです。
3.クレジットカードの枚数を絞る
カードをたくさん持つと、支払いの管理が複雑になり、自覚がないまま散財をすることになります。
2〜3枚のよく利用するカードに絞り、全ての出費と引き落とし日を確認できるようにしましょう。
即日口座から引き落としがされるデビットカードに変えることで、使い過ぎを防ぐことができるかもしれません。
4.買う・買わないのメリハリをつける
支出を優先順位の高いものからA、B、Cとランク分けしましょう。
- Aは値段よりも満足度を優先
- Bは値段と満足度のバランスを見て検討
- Cは価格重視
と、Aで満足度を優先したぶんBやCで節約することを心がけると支出にメリハリがつきます。
「趣味活動はAだから欲しいと思ったものは購入」、「日用品はCだからとにかく安さ重視」のように、生活や趣味と照らして検討しましょう。
好きなものは買ってもいい、と思えることでストレスを適度に発散することが大切です。
5.衝動的な物欲を制する
衝動買いを防ぐには、商品の購入前に一呼吸して「本当に必要か?」、「今必要か?」、「どれくらい長く使えるか?」、「同じようなものは持っていないか?」と自分に問いかける癖をつけましょう。
愛着を持って長く使えるものであれば、”購入する”がベストの選択肢です。
日々の満足感も上がり、モチベーションの維持にもつながりますよ。
支出を管理するちょっとした工夫
節約は短期勝負ではなく、ライフスタイルの一部として長く付き合っていくものです。
節約のために長期的に意識すべきことをいくつかご紹介します。
1.支出を”固定費”と”変動費”に分ける
固定費とは、家賃や通信費、ガス・水道・光熱費など、生活する上で毎月一定でかかる支出のことです。
スマホの通信プランを格安タイプにする、生命保険や自動車保険を見直すなど、手軽なところから出費を抑えることで大きな節約効果が期待できます。
変動費とは、食費や衣類費、交際費など、月ごとに金額が変わる出費のことです。
ストレスのかからない範囲で節約に取り組むことが継続の秘訣です。
2.お金をおろす日を決める
お金がなくなったらコンビニのATMへ、という生活をしていては計画的な貯金はできません。
収入から貯金したい分を引いた金額を1ヶ月の予算として、月の初めに予算分を引き出し、その金額で生活しましょう。
食費は食費、衣類費は衣類費、交際費は交際費、と費用ごとに封筒を分けて管理することで、予算内でやりくりする感覚が身につきますよ。
3.予算は緩めに設定する
予算を立ててやりくりしていても、つい衝動買いをしてしまうことがあります。
必要投資だ、と思って買ったものでも、実際には使いづらかったり、すぐ壊れたりすることもあるでしょう。
そんな時に、また無駄遣いをしてしまった。。。と落ち込んでいたら、貯金のモチベーションまでおちてしまいます。
予算をギチギチに決めて管理するのはストレスの元です。
設定はあえて緩めにして、心にゆとりを持って節約しましょう。
4.貯金額を先取りする
普通に生活をして、残りを貯金に回そうと考えると、つい使いすぎて貯めるはずのお金がなくなってしまいます。
会社の財形貯蓄制度や、銀行の積立定期預金を利用するなどして、月の給料のいくらかを自動的に貯金に回すシステムを構築しましょう。
口座を複数持っているのであれば、貯金したい分のお金をあらかじめ下ろして貯金用口座に入れるのでもいいでしょう。
月の貯金額は月収の2割ほどが理想と言われていますが、まずは1万円など少額から始めるのもOKです。
5.毎月1ヶ月の振り返りをする
予算を立ててやりくりしたら、月末にその月の振り返りをしましょう。
- 残金が黒字になっているか
- 予算よりも大幅に使いすぎていないか
- 固定費の中で増えてしまったものはないか
- 満足度の低い買い物をしていないか
などを確認し、予算の調整と次月の目標設定もすると良いです。
使った金額だけでなく満足度も振り返ることで、次月以降にどんな買い物をすべきか(しないべきか)が明らかになります。
貯金に失敗しないための思考と行動 まとめ
いかがでしたでしょうか。
貯金に失敗してしまう思考パターンに当てはまっていませんでしたか?
無理な目標を決めて、達成できないことに苦手意識を持っていませんでしたか?
しっかりと予算を管理して、振り返りができていましたか?
今回ご紹介した一つ一つの思考と行動はどれもそれほど難しいものではなかったと思います。
むしろ「それはちょっと甘いんじゃないの?」というようなルールもあったかもしれません。
ですが、毎月コツコツ積み重ねて、達成感を感じれるようになるまでが貯金の最も挫折しやすいフェーズです。
初めは緩く計画し、達成感を感じることができてきたら少しずつ貯金に回す金額を増やしていくと、無理なく貯金することができますよ!
精神的にも金銭的にも豊かな生活を目標に頑張りましょう^^
それでは、本日も最後までご覧いただきありがとうございました。
また次回の記事でお会いしましょう。
本日もお疲れ様でした。
コメント