こんにちは。もぎです。
お酒は好きだけどめっぽう弱い、元バーテンが大好きなお酒について発信しています。
さて、今回はハイボールの材料としてもおなじみの”ウイスキー”についてご紹介します。
「お家で手軽にハイボールが飲みたい」という方のために、比較的どこでも手に入れることができるウイスキーを11銘柄ご紹介します。
美味しいハイボールを作るためのちょっとしたコツもご紹介しますね!
ウイスキーとは
ウイスキーは、「大麦」、「ライ麦」、「トウモロコシ」などの穀物を原料として作られる蒸留酒です。
穀物を麦芽の酵素で糖化し、これを発酵させることでアルコールに分解して、蒸留しています。
簡単に言うと、度数の低いアルコールを火にかけて濃縮、度数を高めたもの。
- アイリッシュ
- スコッチ
- カナディアン
- アメリカン
- ジャパニーズ・・・
と分けることもできますし、材料などによっても、
- シングルモルト
- グレーン
- ブレンデッド
と分類することができます。
この辺はまた別の機会にご紹介しようと思います。
ウイスキーのオススメ銘柄11選
ウイスキーのオススメ銘柄について早速ご紹介していきます。
ザ・マッカラン
- スコッチウイスキー
- シングルモルト
“シングルモルトのロールスロイス”の評される「ザ・マッカラン」。
なかでも人気が高い12年物は、シェリー樽で12年以上熟成した原酒を使用しているのが特徴です。
リッチでフルーティな風味がありつつも、ほのかにスパイシーな香りが感じられるのもポイントです。
カリラ
- スコッチウイスキー
- シングルモルト
フレッシュで甘くフルーティ、スムーズなボディのカリラ12年は、淡い麦わらの色とデリケートなバランスの味わいを持ちます。
クリーンで食欲をそそる香りの中にかすかな柑橘系のフルーツとほんの一筋のスモークが包まれているのがポイント。
しっかりとしてスムーズ、始めは甘く、その後にフレグラントで甘いスモーキーさの余韻が楽しめます。
ラフロイグ
- スコッチウイスキー
- シングルモルト
“アイラモルトの王”とも呼ばれている銘柄。
イギリスのチャーチル皇太子より王室御用達許可証を賜り、モルト蒸溜所としては初めて王室御用達の認定を受けたことでも有名なシングルモルトです。
ドライなテイストで、爽快なピート香や磯の香りを思わせる個性的な味わいが特徴。
シングルモルトの奥深い世界にハマりたい方はぜひ試してみてください。
ボウモア
- スコッチウイスキー
- シングルモルト
アイラモルトを試してみたい方におすすめのシングルモルトです。
アイラモルトのなかでもバランスのとれた味わいで、スモーキーさと柔らかなフルーティさが調和し、そしてハチミツのような甘くエレガントな香りがあるのが特徴です。
潮の香りや爽やかに香る柑橘の風味が感じられるのもポイント。
バランタイン
- スコッチウイスキー
- ブレンデッド
40種類以上のシングルモルトを巧みにブレンドし、ライトでもヘヴィーでもない、どこまでも豊かで滑らかな味わいが特徴です。
バランスの良い香味と、どこまでも豊かで滑らかな風味で、スコッチ通を魅了するウイスキー。
世界160ヶ国で愛飲されるスタンダード・スコッチの定番ウイスキーです。
シーバスリーガル
- スコッチウイスキー
- ブレンデッド
熟したりんごと蜂蜜のようなクリーミーな味わいが楽しめるブレンデッドウイスキーです。
ヘーゼルナッツやバニラの味わいが特徴で、ハーブや果物のような香りも感じられる風味の豊かさも魅力、コストパフォーマンスにも優れています。
シーバスリーガルは初心者でも飲みやすく、クセのあるウイスキーが苦手な方にもおすすめです。
ジャックダニエル
- アメリカンウイスキー
- ブレンデッド
ジャックダニエルブラックは、「テネシーウイスキー」としてバーボンとは別格にランクされる、アメリカを代表するプレミアムウイスキーです。
蒸留したウイスキーを木桶に詰めた楓の木炭で、一滴、一滴チャコールメローイングするのが、創業以来のテネシー製法。
バニラ、キャラメル等の良い香りとまろやかでバランスのとれた味わいが特徴です。
I.W. ハーパー
- アメリカンウイスキー
- ブレンデッド
1877年にアイザック・ウォルフ・バーンハイムがアメリカ・ケンタッキー州で蒸留を始めたことから生まれました。
「I.W.」はアイザック・ウォルフの頭文字で、「ハーパー」は彼の友人であったフランク・ハーパーから名づけられています。
洗練された味わいのスタイリッシュバーボンです。
メーカーズマーク
- アメリカンウイスキー
- ブレンデッド
原材料には、一般的にバーボンに使用されるライ麦ではなく冬小麦を使用することで、絹のように柔らかな味わいとなっています。
また、効率よりも品質最優先の丁寧な手作業で素材を生かし、バーボン本来の味わいを引き立てます。
「メーカーズマーク」の象徴とも言える赤い封蝋は、1本1本ハンドメイドで施され、世界で2つと同じデザインが生まれない、“こころを込めた贈り物”の証です。
フォアローゼス
- アメリカンウイスキー
- ブレンデッド
バラのようなフローラルさをもちながら、キャラメルのような柔らかい香りが特徴のブレンデッドウイスキー。
味わいは甘みがメインで、バーボン特有のエステリーさはそれほど感じずシナモン、イチヂクの甘みとハーブの香味が全体を包みます。
またレモンのような酸味も感じ、甘いだけではない複雑さを覚えるボトルです。
山崎
- ジャパニーズウイスキー
- シングルモルト
日本初のモルトウイスキー蒸留所にして、世界的な酒類コンペティションSWSCでダブルゴールド(最優秀金賞)を受賞したことがあるシングルモルトです。
山崎の伝統であるミズナラ樽貯蔵モルトと、 革新のワイン樽貯蔵モルトが出会うことで生まれた、新しい個性。
やわらかく華やかな香り、甘くなめらかな味わいが特徴のウイスキーです。
ハイボールの美味しい作り方
配合比率
ウイスキー:1
炭酸水:4
の割合がハイボールの黄金比と言われており、この配合で混合するのが美味しいハイボールができます。
ハイボールに向いているウイスキー
一般的に、シングルモルトよりもブレンデッドウイスキーの方がハイボールには向いていると言われます。
ブレンデッドウイスキーは、数十種類のモルト原酒、グレーン原酒をブレンドして造られており、味わいや風味もさまざまです。
クセのある個性的な銘柄は、ハイボールにすると炭酸の爽快感とウイスキーの強い香りが楽しめることから、このように言われていますが、個人的にはシングルモルトもブレンデッドウイスキー以上に美味しく飲めると思っています。
経験から、どんな高級な銘柄も、ロックやストレートだけではその繊細な香りや味わいを存分に引き出すことはできず、ハイボールにして初めて花開く味わいもあると感じています。
ただ、シングルモルトは少しお高いので、ハイボールのようにグビグビ飲む飲み方が勿体無いという気持ちは理解できます。笑
美味しいハイボール作りのポイント
- 氷は買ってきたロックアイスを使う
- 炭酸を入れる前に、ウイスキーと氷で撹拌し、ウイスキーとグラスをよく冷やす
- 炭酸を加えたら混ぜすぎない(バースプーンで軽く下から一度持ち上げるくらい)
- (お好みで)レモンスライスを加える
まず、氷は冷凍庫の製氷室で作ったものではなく、市販のキレイなものを使いましょう。
そして、炭酸を入れる前にウイスキーとグラスとよく冷やしてください。
炭酸は、衝撃と温度変化で気が抜ける性質があります。
ウイスキーやグラスがしっかり冷えていないと、炭酸を注いだ段階からどんどん気が抜けて、ベストな状態でハイボールを楽しめません。
また、炭酸を加えた後は、混ぜすぎないようにしましょう。
理由は先ほどと同じで、炭酸が抜けるのを防ぐためです。
最後に、お好みでカットレモンを絞れば完成です。
ハイボールにオススメなウイスキー銘柄 まとめ
近所のスーパーでも入手できる、ハイボールにオススメのウイスキーを11銘柄ご紹介してきました。
なるべく定番どころを選んだので、バーなどで見かけたことのある銘柄も多かったのではないでしょうか?
知らなかったもの、知っていたけど挑戦したことがなかったものがもしあれば、一度挑戦してみてください。
今回はハイボールとしての飲み方についてオススメしましたが、もちろんロックや水割り、ストレートで飲んでも美味しい銘柄ばかりなので、是非色々な楽しみ方で楽しんでください。
本記事を通して、少しでもお酒に興味を持っていただけたら嬉しいです。
それでは、本日も最後までご覧いただきありがとうございました。
また次回の記事でお会いしましょう。
本日もお疲れ様でした。
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