第5回:ワインの香りの種類と表現方法【ワインの基礎知識】

お酒

こんにちは。もぎです。

 

お酒は好きだけどめっぽう弱い、元バーテンが大好きなお酒について発信しています。

 

さて、短期集中連載としてワインについての基礎知識をテーマにいくつか連続で記事にしています!

 

第5回のテーマはワインの香りの表現方法についてです。

 

ワインの香りって独特な表現方法が多くて分かりづらいですよね。

今回はそんな香りの表現方法についてご紹介していきます。

 

前回の記事はこちらからどうぞ^^

 

それでは早速、いってみましょう!




ワインの香りの種類

香りはワインの特徴や熟成度を図る指標であり、味わいにも作用する重要な要素です。

 

ワインの香りは「アロマ」と呼ばれ、その中でも特に分かりやすいのが、ブドウ本来の香りがワインに現れる「第一アロマ」です。

カシスやベリー、青々とした森の下草、バラや蜂蜜のような植物や花の香りなど比較的シンプルで想像しやすい香りがします。

 

一方で、ワインを熟成させることで生まれる特別な香りのことを「ブーケ」と呼びます。

こちらはジビエなどのような動物の香りや鉱物や石油のようなミネラル香、コーヒーやキャラメルを彷彿とさせる香ばしい香りなど、ブドウからは連想しにくい複雑な香りが特徴です。

 

人によって香りの捉え方は様々ですが、表現のバリエーションをある程度覚えておくとワインの個性をグッと理解しやすくなります。

 

まずは基本の6つのカテゴリーについてご紹介します。

 

  • 果実系
  • 植物系
  • 花系
  • 動物系
  • ミネラル系
  • トースト系

 

赤ワインの香りの種類

果実系

甘みと酸味が感じられるフルーティーな香りです。

赤ワインにはカシスやフランボワーズ、イチゴのようなベリー系の香りが多く、熟成によって香りがより強く感じられるようになるものもあります。

代表的な香り・・・カシス、フランボワーズ

 

植物系

草や野菜の香りは、若々しい赤ワインで表現されることが多いです。

熟成させることで枯れ葉のような香りが感じられることもあります。

また、瓶内熟成を経たワインは、キノコのように土をイメージさせる香りが広がります。

代表的な香り・・・森の下草、キノコ

 

花系

若い赤ワインほど、バラやスミレなどのような華やかな香りをたたえたものが多いです。

フローラルな香りの強い赤ワインを熟成させると、フレッシュな香りからドライフラワーやポプリのような香りに変化します。

代表的な香り・・・バラ、スミレ

 

動物系

ブルゴーニュやボルドー産の重厚な赤ワインを長期熟成させると、動物特有の香りを帯びることがあります。

ワイルドな印象のあるジビエの香りに対し、なめし皮の香りは上品なイメージを感じる時の表現に用います。

代表的な香り・・・なめし皮、ジビエ

 

ミネラル系

ドライで素朴な香りがする赤ワインに対して用いられる香りの表現です。

若々しくも酸味や苦味を含んだ香りで、ブドウの土壌にミネラルが含まれていることで発生すると言われています。

代表的な香り・・・鉛筆の芯、鉱物

 

トースト系

木樽で熟成させることで、ブドウ由来の果実香と樽の香ばしさが融合して発せられる香り。

温暖な産地のスパイシーなブドウを使うとコーヒーの香りがしやすく、樽内での熟成期間が長くなるとキャラメルの香りが現れます。

代表的な香り・・・コーヒー、キャラメル

 

 

白ワインの香りの種類

果実系

強い酸味をイメージさせるレモンやライムなどの柑橘系の香りは、若い白ワインで感じられることが多いです。

また、白ワインの場合は、ブドウが熟しているほど桃のような糖度の高いフルーツが香りの表現方法として用いられます。

代表的な香り・・・レモン、桃

 

植物系

冷涼な産地でつくられた白ワインの場合、ハーブやミントといった爽やかで青っぽい香りが感じられることが多いです。

樽発酵・樽熟成を経ると甘くふくよかな香りに変化します。

フレンチオークの樽を使うとバニラ、アメリカンオークの樽を使った場合はココナツのような香りが現れやすいです。

代表的な香り・・・ハーブ、バニラ

 

花系

ほんのりした甘さとフローラル系の香りは、白ワインの香りを表現するときに高い頻度で用いられます。

リースリングやシュナン・ブランはアカシアなどの白い花のニュアンスを含むことが多いです。

また、貴腐ブドウを使うと甘みに香ばしさを足したような、ハチミツのような香りになります。

代表的な香り・・・アカシア、ハチミツ

 

動物系

香水のようなじゃ香は、芳香性が強く個性的。貴腐ワインなど甘口なワインから感じられることが多いです。

乳酸発酵と樽熟成を行った長期熟成タイプの白ワインの中には、バターのような乳製品特有の香りを持つものもあります。

 

コクのあるまろやかな香りは、赤ワインで感じられることはほとんどありません

代表的な香り・・・じゃ香、バター

 

ミネラル系

「ペトロール香」と呼ばれる石油のようなオイリーな香りは、リースリング特有の香りとして知られています。

ミネラルの香りが強い白ワインの中には、鉱物や海を連想させる潮の香りがするものもあります。

代表的な香り・・・鉱物、石油

 

トースト系

樽熟成された白ワインは、樽から移る木の香りや焦げたような香りによって、アーモンドや燻製のようなスモーキーな香りを発することがあります。

また、瓶内熟成されたシャルドネやマロラクティック発酵によって酸味を和らげた白ワインからは、カラメルのような甘い香りが現れやすいです。

代表的な香り・・・アーモンド、カラメル

 

 

ワインの香りの種類と表現方法 まとめ

いかがでしたでしょうか。

 

ワインの香りの種類と表現のバリエーションについてご紹介しました。

赤ワインと白ワインとで肝となる香りと、代表的な香りの種類が異なることがご理解いただけたと思います。

 

あまりないかもしれませんが、ワインを嗜んだ時にうまく香りの表現ができると場が盛り上がるかもしれませんね^^

 

本記事を通して、少しでもワインに興味を持っていただけたら嬉しいです。

 

それでは、本日も最後までご覧いただきありがとうございました。

また次回の記事でお会いしましょう。

 

本日もお疲れ様でした。

コメント

  1. […] […]

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