副業の選択肢として”FX”はあり?なし?【FXの基礎知識を説明します】

FX

こんにちは。もぎです。

 

この記事ではFXは副業としてあり?なし?という疑問について、FXの基本知識も合わせて書いています。

 

結論からいうと、特にサラリーマンなど本業に多くの時間を取られてしまう職業の人にとっては、FXでの副業は大ありです。

現に筆者もFXでの資産運用を初めて4年になります。




副業としてのFXへの関心の高まり

今の時代、サラリーマンの平均年収もなかなか上がらず、副業を始めたいという方々がたくさんいます。

副業の種類は様々ありますが、まずは投資を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。投資といえば株取引が代表的ですが、これは初めにまとまった資金を準備する必要があり、サラリーマンの副業という視点では、なかなか参入障壁が高いです

 

一方で、同じ投資の中でもFXは株と違って少額から始められますし、レバレッジという制度を利用することで大きく利益を出すことも可能です。そんな魅力的なFX取引に関して具体的に解説していきます。

 

FXとは?

FXとは、英語で【Foreign eXchange】の略で、日本語では外国為替証拠金取引と言います。

 

外国為替取引とは、簡単に言えば国外の通貨を売り買いする行為のことです。

有名なところで言えば、円でドルを買ったり、円でユーロを買ったりすることです。

 

みなさん海外旅行に行くときに、旅行先で使うために円を現地の通貨に両替していますよね?あれと本質的には同じことです。

一般的に言われるFX取引というのは、この外国通貨を売り買いすることで、利益を生み出そうとする行為のことを指します。

 

さて、それでは、なぜこの外国通貨の売り買いで利益を得ることができるのでしょうか。

 

ドル高とか、円高、という言葉をニュースなどで聞くことはありませんか?

聞き流している人も多いかと思いますが、円はその時々によって相対的に価値が変わる通貨なのです。なぜなら、変動相場制を採用しているからです。

 

例えば、ドル円という通貨同士の価値は、その時々に応じて変動しますが、円に対してドルが高くなればドル高>円安ですし、逆に円に対してドルが安くなれば円高>ドル安となります。この価格変動を利用して利益を上げることが可能になっています。

 

具体的には、例えば1ドル100円の時に1万ドルを日本円100万円で購入したとしましょう。

そして、うまく1ドル110円に上昇した時にこれを売却すれば、購入した1万ドルは日本円にして110万円となって両替されますので、差額10万円を儲けた、ということになります。

 

また、先ほどの例とは逆に、高い値段から売りで入って安くなったら買い戻すという方法でも利益を生み出すことができます。

例えば1ドル100円の時に1万ドルを売ったとしましょう。

そして、うまく1ドル90円に下落した時に買い戻せば日本円にして10万円の儲けとなります。

 

株取引では原則、株の値段が上昇する時に利益が出る仕組みになっているのですが、FXではこのように、相場が上昇しても下降しても、差額を取ることで利益を生み出すことができるのです。

 

これが副業FXの好まれる理由の一つです。

 

FXのリスクとは?

このようにFXはうまくやれば利益を生み出すことができます。

しかし投資ですので、当然損をするリスクもあります

 

例えば1ドル100円の時に1万ドルを日本円100万円で購入したとします。

しかし思惑に反して1ドル90円に下落してしまえば、購入した1万ドルは日本円にして90万円となって両替されますので、差額10万円の損、となってしまうのです。

 

ここまで聞いて、

株と違ってFXは少額から始められると聞いたのに、最初から100万円の資金なんて用意できない。

と思われた方もいらっしゃるかと思います。

 

ここで、初めに紹介したレバレッジという仕組みの説明が必要になります。

『レバレッジ』とは日本語で梃子(てこ)という意味です。これは、梃子の原理と同様に少額の資金で大きな取引ができる、ということを意味します。

具体的に説明します。

 

例えば、米ドルを1万ドル購入しようとした場合、その時のドル円通貨レートが1ドル100円だったとすると、いくらの日本円が必要になるでしょうか。もちろん、日本円で100万円が必要になります。

しかしFXにおいては、このレバレッジという仕組みを使うことで、より少ない資金で1万ドルを購入することができてしまうのです。

 

国内FX取引口座では最大レバレッジ25倍という規制がありますので、実際に用意した資金の25倍の金額を運用して投資が可能となっています。逆に言えば、買いたい通貨の1/25の資金を用意できれば通貨を購入できてしまいます。

すなわち、日本円にして4万円を用意出来れば、1万ドルを購入できるということです。

 

これを必要証拠金といい、それぞれのFX口座や通貨ペアによって多少必要な金額は異なりますが、国内では概ねレバレッジは20倍前後に設定されています。

 

海外口座だと、場合によっては100倍以上のレバレッジをかけることができるようになっています。

 

これがFX副業の最大の魅力なのです。

 

しかし、上述した通り、最大の魅力は同時に大きなリスクとなることも忘れてはいけません。

 

FXの始め方

まずは、FX口座を開設しなければいけません。

国内、国外、様々なFX口座が開かれていますので、自分の好みに合った会社を選択しましょう。

 

国内でいえば、それほど大きな違いはないのですが、スプレッドと言って取引の際の手数料が少し違ったり、取引できる通貨ペアの数、種類が異なったりしています

また、前述の必要証拠金も各口座により細かく違いがあります。

口座開設は、今はほとんどインターネット上で手続きができますので、さほど手間はかかりません。

 

必要な書類は個人が証明できる運転免許証。
最近はマイナンバーの証明書を提出する必要がある場合もあります。

無事に口座が開設できればいよいよ取引開始となりますが、いきなり自分の資金を投入するには少し不安があると思います。

そんな不安を払拭するために、多くのFX口座では本当のお金を使わなくても、”デモトレード”という仕組みが用意されており、架空のお金で取引を体験することが可能です。

このデモトレードの取引や注文方法は実際のリアルトレードと全く同じ方法になっています。

取引はパソコン、あるいはスマートフォンでも簡単にすることができ、ボタン一つで各通貨の売り買い、決済ほかあらゆる注文が可能となっています。

スマホで取引は完結するため出先や仕事の空き時間など、24時間気楽に取引が可能なのです。

 

これが、時間のないサラリーマンにFXが向いている一番の理由です。

 

FXは副業の選択肢としてあり?なし?まとめ

FXは少額からも始めることができ、取引も簡潔なので副業として始めやすいジャンルです。

しかし、利益を出し続けるには、日常から各国の経済情勢やトピックスにアンテナを張っていないといけないこともまた事実です。

ですので、知識が曖昧なまま始めるのはリスクがあるといえるでしょう。

 

始めたばかりの方であれば、

  • しっかり下調べをして知識を蓄えること
  • 初めから大口の投資をせず、少額から始めること

がとても大切です。

 

それでは、本日も最後までご覧いただきありがとうございました。

また次回の記事でお会いしましょう。

 

本日もお疲れ様でした。

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