【意外と知らない!?】日本生まれの”カクテル5選”【自慢できる】 

お酒
こんにちは。もぎです。

お酒は好きだけどめっぽう弱い、元バーテンが大好きなお酒について発信しています。

さて、今回は数ある中でも日本生まれのカクテルについて紹介していきますね。
カクテル自体が海外から輸入されてきた文化ですのでそれほど数は多くないです。が、その中でも代表的なものを5つご紹介します。




日本生まれのカクテル

日本生まれのカクテル1)バンブー

ベース    :シェリー
製法     :シェイク
材料     :シェリー40ml、ドライベルモット20ml、オレンジビターズ1~2dash
アルコール度数:30度前後
バンブーは日本生まれのカクテル第一号として世界的に認知されていますが、生みの親はアメリカ人です。
1889年(明治22年)、横浜の外国人居留地にある「横浜グランドホテル」のBARにて支配人兼バーテンダーであるルイス・エッピンガー(Louis Eppinger)氏によって創作されました。
この「横浜グランドホテル」のBARが日本最初の本格的なBARと言われています。

日本生まれのカクテル2)チェリーブロッサム

ベース    :チェリーリキュール
製法     :シェイク
材料     :チェリーリキュール30ml、ブランデー30ml、オレンジキュラソー2dash、レモンジュース2dash、グレナデンシロップ2dash
アルコール度数:25度前後
名前の通り、”桜の花”をイメージした日本生まれのカクテル。
横浜の名門バー”パリ”のオーナー田尾多三郎氏により創作されました。
色合いはアメリカンチェリーのような鮮やかさがあり、チェリーのフルーティーな香りと、ブランデーのコクのある味わいを楽しめるカクテルです。

日本生まれのカクテル3)雪国

ベース    :ウォッカ
製法     :シェイク
材料     :ウォッカ40ml、ホワイトキュラソー10ml、ライムジュース10ml、ミントチェリー1個、グラニュー糖(スノースタイル)
アルコール度数:28度前後
1959年、サントリー(当時名は壽屋)主催のカクテルコンクールで第一位に入賞した井山計一氏の作品です。
ミントチェリーの黄緑と寒色でまとめられたグラスのふちには、雪の白さを連想させるグラニュー糖が塗されています。
考案者の井山氏の営むバーが山形県にあったこともこの情景を連想させますね。
戦後の日本が生んだカクテルの傑作と謳われるカクテルです。

日本生まれのカクテル4)照葉樹林

ベース    :グリーンティーリキュール
製法     :ビルド
材料     :グリーンティーリキュール45ml、ウーロン茶120ml
アルコール度数:10度前後
抹茶に甘みを加えたような味わいで、女性にも人気のカクテルです。
レシピ内のグリーンティーリキュールは日本独自のリキュールとちょっと変わった逸品。
宇治産の玉露を原料としており、どこか懐かしさを感じさせる味わいです。
ぜひ一度ご賞味ください。

日本生まれのカクテル5)椿姫

ベース    :ウォッカ
製法     :ステア
材料     :ウォッカ20ml、ジャポネ桜20ml、クランベリーリキュール10ml、ライムジュース10ml、オレンジビターズ2dash
アルコール度数:25度前後
最後は少し新しめのものを。
2002年のサントリーカクテルコンテストで有名になった鈴木有美子氏の作品です。
桜リキュールを使用しておりこれからの季節にもぴったり。
ぜひ女性にも楽しんでいただきたい可憐な見た目の可愛らしいカクテルです。

まとめ

以上、メジャーどころからマイナーなものまで筆者の目線で5つご紹介しました。
ここに挙げた以外にもいくつかありますので、行きつけのバーなどでバーテンさんとお話し聞いてみるとバー通いも楽しくなるかもしれませんね。

如何でしたでしょうか。
このブログを通して、
”あ、お酒ってちょっと楽しいかも”
と一人でも多くの方に思っていただけたら幸いです。

 

それでは。




コメント

  1. […] https://mogimogiblog.com/cocktai_japanesel 使う基酒の種類、混ぜる副材料の種類や分量によって味、アルコール度数など大きく変わります。 多くの方がカクテルと聞いて想像するのは、上の写真のようなタイプではないでしょうか。 これらは一般に”ショート・カクテル”と呼ばれます。 よく映画やテレビドラマなどでみるやつですね。 一方で、いわゆるタンブラーグラスで提供されることが多いタイプのものを”ロング・カクテル”と呼びます。 決定的な違いは氷の有無ですが、詳しくは別の記事で解説します。 このページでは”初心者は知らない?”カクテルについて各タイプそれぞれ10種ずつご紹介していくことにしましょう。 ※材料は一般的なレシピを記載しています。 […]

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