お酒は好きだけどめっぽう弱い、元バーテンが大好きなお酒について発信しています。
今回は4大スピリッツの一つである”ジン(GIN)”についてご紹介します。
さて、この記事を閲覧いただいているということは、少なからずお酒やジンに興味がおありだと想像します。
本記事ではそんな方のために、一度は見たことのある定番のものから変わり種まで、各銘柄のおすすめの飲み方も交えてご紹介していきます!
ジン(GIN)とは
ジン(GIN)は「大麦」、「じゃがいも」、「ライ麦」などを原料として作られる蒸留酒です。
※蒸留酒…醸造酒を蒸留して作ったお酒。
簡単に言うと、度数の低いアルコールを火にかけて濃縮、度数を高めたもの。
元々は17世紀ごろからオランダで薬用酒として作られていました。
蒸留する際に杜松の実(ねずのみ;ジュニパーベリー)や、ボタニカルと呼ばれる薬草成分を加えて作られるのがジン(GIN)の最大の特徴です。
口に含んだ時の爽快感や独特な香り、鋭い切れ味はこれら薬草由来のものです。
ちなみに、ジンと言う名前の語源はこの”ジュニパーベリー”から。
ジュニパーベリー⇨ジュネーバと変化し、英語風に省略されて”ジン(GIN)”となりました。
ジンのおすすめ銘柄”8選”
ジンのおすすめ銘柄について早速ご紹介していきます。
ボンベイサファイア
爽やかで美しい青いボトルが目を引く、世界でもトップクラスのシェアを誇るドライジン。世界中から厳選されたボタニカルを10種類も使用しているのがポイントです。
華やかながらも深い香りと味わいをもち、その香りと涼しげな味わいから世界No.1の爽やかなジンと呼ばれています。
おすすめの飲み方は、”サファイアコリンズ”。
トムコリンズをボンベイサファイアで作った、ボンベイ社オリジナルレシピです。
個人的には一番好きなジンです^^
ヘンドリックス
スコットランドのウイスキーメーカー「ウイリアム グラント&サンズ社」が送るプレミアムジン。
原料にキュウリとバラのエッセンスを使用しています。
香水のような華やかでフローラルな香りと柑橘系の爽やかな味わいが特徴。
柑橘系の香りが心地よく、極めて上品な仕上がりです。
おすすめの飲み方は”ジンフィズ”、”ジントニック”ですが、苦手でない方は是非ロックで楽しんでいただきたい逸品です。
タンカレー
ほかのメーカーよりも多い4回の蒸留によって生まれる、すっきりと淡麗な風味が特徴のドライジンです。
1830年創業の歴史あるメーカーで、レシピや製法は世界でたった6人しか知りません。
みずみずしい生のフルーツや手摘みのボタニカル等の厳選された素材を使用しているため、クセがありません。
なのでストレートで飲むよりカクテルベースとして使用するのがぴったり。
おすすめの飲み方は”オレンジブロッサム”や”マティーニ”です。
ビーフィーター
1820年の創業以来、秘伝のレシピを守りながら現在もロンドンで蒸留を続ける、歴史あるブランドのドライジンです。
ビーフィーターとは、ロンドン塔を守る近衛兵のことで、ラベルにもその姿がデザインされています。
シンガポールのラッフルズホテルで生まれたカクテルの「シンガポールスリング」はビーフィーターがオリジナル。
おすすめの飲み方はやはり”シンガポールスリング”です。
ゴードン
1769年に創業し、世界で初めてジントニックを生んだと言われるブランドのドライジンです。
高品質なジュニパーベリーのなかから良質な5%だけを選んで使用することにより、バランスがよく芳醇な香りが楽しめます。
創業時の伝統的なレシピを受け継いでおり、そのレシピを知るのは世界でたった12名と言われています。
おすすめの飲み方はブランドとも馴染み深い”ジントニック”、程よい甘さで食中酒としてもおすすめですよ。
ギルビー
150年以上の伝統を守り続ける、W&A ギルビー社こだわりのジン。12種類のボタニカルをギルビー家秘伝のレシピでブレンドしています。
12種類中4種類は非公開になっており、それは100年以上の歴史を歩んだ「ギルビー家秘伝のレシピ」と言われています。
柑橘系の香りが際立つ、清涼感あふれた味わいです。
おすすめの飲み方は”ジンライム”、ジンの持つ柑橘の香りとライムジュースがよく合いますよ。
六
国産のジンについても少しご紹介を。
伝統的な8種のボタニカルに加えて、桜の花・桜の葉・玉露・煎茶・山椒・柚子という日本特有の6種のボタニカルを使用した国産のドライジンです。
使用されている四季折々の和素材は、それぞれの旬に収穫し、素材に適した方法で蒸溜することでベストな風味を引き出しています。
おすすめの飲み方は”ジンバック”、日本テイストのボタニカルとジンジャエールとの相性が抜群です。
季の美
日本で初めてジン専門の京都蒸留所で造られたジャパニーズクラフトジンです。
お米から作るライススピリッツとボタニカルに玉露・柚子・檜・シソ・山椒など日本の素材を取り入れました。
ジュニパーベリーを入れたロンドンドライスタイルに和を合わせた日本ならではのドライジンです。
ボトルは、墨をイメージした漆黒に唐紙のような文様がプリントされており、スタイリッシュなデザインです。
プレミア感があるので、お酒好きな方への手土産や海外の方へのプレゼントにもいいですね。
おすすめの飲み方はこちらも”ジントニック”です。
ジンのオススメ銘柄8選 まとめ
さあ、定番から変わり種まで、おすすめのジンを8つご紹介してきました。
バーなどで見かけたことのある瓶や銘柄も多かったのではないでしょうか?
知らなかったもの、知っていたけど挑戦したことがなかったものがもしあれば、一度挑戦してみてはいかがでしょうか。
また、おうちに一本ジンを用意しておけば、フルーツジュースや炭酸水で割ることで自宅で簡単にカクテルが楽しめます。
気軽にお家で楽しむことができるものばかりですので、お気に入りの一本を見つけてお家で一人晩酌を楽しむもよし、恋人、友人と楽しみながら作るもよしです。
ぜひ楽しいカクテルライフを送ってくださいね。
本記事を通して、少しでもカクテルに興味を持っていただけたら嬉しいです。
それでは、本日も最後までご覧いただきありがとうございました。
また次回の記事でお会いしましょう。
本日もお疲れ様でした。
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