【マル秘読書術】一度読んだ本の内容を忘れないための方法

ライフスタイル

こんにちは。もぎです。

 

読書が趣味だという方、多いですよね。筆者も本を読むのが好きです。

純粋に読み物として面白い本もたくさんありますし、知識が蓄積されていく感覚が楽しいと感じる方もいるかと思います。

 

ですが、これまでに読んだ本の内容を全て覚えている人は稀でしょう。

本の内容から人生に感銘を与えるような相当大きな衝撃を受けることがなければ、人はそうそう内容全てを覚えているものではありません。

もしくは何度も同じ本を読み返して反復するか、でしょうか。

 

しかし、読み方、そして読んだ後の行動を工夫することで比較的簡単に内容を頭に留めておくことができます

今回はそんな読書術についてご紹介していきますね。

 




 

記憶の定着にはアウトプットの回数が重要

読んだら忘れない読書のコツ、それは最初にインプットしてから1〜2週間以内に3〜5回反復してアウトプットをすることです。

人間の脳には生活上不可欠なもの、一時的に記憶しておく必要があるものなど、毎日膨大な情報が流れ込んできます。

しかし、それら全てを記憶して物事を処理していては、あっという間に脳の容量をオーバーしてしまいます。

そのため脳は「重要な情報」以外はすぐに忘れる仕組みになっているのです。

 

脳が考える「重要な情報」とは、「何度も反復して利用される情報」「心が動いた情報」です。

冒頭の例でもあげましたね。

 

脳に流れ込んだ情報は「海馬」と呼ばれる部分に一時的に保存されます。

通常、海馬への保存期間は1〜2週間程度ですが、その間になんども反復して思い返せば、脳はその情報が重要なものだと認識して、保存場所を「海馬」から「側頭葉」に移します。

側頭葉に入った情報は忘れづらい記憶として長期保存されます。

 

つまり、本の内容を知識として記憶に定着させるためには、忘れる前に何度も記憶を引き出して、その情報を側頭葉に移動させればいいわけですね。

 

 

記憶を反復して引き出すためには誰かに話すことが大切

人に話す

何度も記憶を引き出すため方法としてオススメなのが、本の内容を人に話したり、本を人に勧めたりすることです。

日常会話や飲み会の席で「この前こんな本読んだんだけど、、、」といった具合に話をしてみましょう。

人に話したり、オススメするときには、単に「面白かった」「タメになった」という感想で勧めませんよね?

何がどう面白く、どの部分がどういう面から役に立ったのか具体的に話すことが大切です。

ポイントとしては、その本を読んだことのない人があなたの話を聞いて内容を理解できる程度にはわかりやすい説明を心がけましょう。

 

冒頭でも触れたように、本を読んでから1〜2週間の間に3〜5回を目標に、内容を思い出しながら人に話す機会を設ければ、本の内容は知識として脳内に蓄積されていきます

 

SNSを活用する

そんなに頻繁に他人と読んだ本について話す機会がない、という人にオススメなのがSNSへ感想を投稿することです。

ポイントは、不特定多数の人の目に触れる可能性があるSNSに書くということです。

友人や親族、仕事上での関係者、さらには全く面識のない第三者にみられるかもしれないと考えると適当なことはかけません。

本の内容をよく思い出しながら、真剣に書くことになるでしょう。

 

わざわざ読書感想文のような大層なものを書き残す必要はありません。

大切なのは、本の内容をしっかりと思い出しながら書くことです。

 

SNSなどで情報をシェアした場合、人からコメントなどがつくことがあります。

「その本読みました」「面白そうなので今度読んでみます」といった反響はとても嬉しいものです。

コメントを返す作業も本の内容を読み返すきっかけになるでしょうし、また新しい本を読んで感想を書いてみようという新たな読書へのモチベーションにもなります。

 

 

時間を区切って集中して本を読む

最後に、記憶に残る本の読み方についてご紹介します。

それは”隙間時間を利用して本を読む”ということです。

例えば、通勤・通学の電車やバスの中で、「目的地までの15分で○ページまで読もう」と決めた場合、時間を気にせずに読書をしているときに比べて集中力が高まります。

なぜなら、脳は「頑張ったらちょうど達成できるくらいの目標」に直面したときに、最も高いパフォーマンスを発揮するためです。

 

もうひとつ、隙間時間が読書に適している理由として、「初頭努力」と「終末努力」が挙げられます。

これらは、何かの作業を行うときに最初と最後に特に集中力が高まるという現象を表した心理学用語です。

初頭努力は、「さあ、やるぞ!」という最初の意気込み、終末努力は、「あと一踏ん張り」という最後の頑張りです。

つまり、「60分、集中して読書をしよう」と決めて本を読むのと、隙間時間を利用して「15分の読書を4回行う」のとでは、後者の方が効率がいいということです。

同じ60分でも、前者が初頭努力1回+終末努力1回なのに対して、後者は初頭努力4回+終末努力4回ですからね。

 

 

一度読んだ本の内容を忘れないための方法 まとめ

いかがでしたでしょうか。

 

何度も反復して覚えたこと、心を強く動かされたことは忘れないようにできているなんて、人間の脳はすごく便利に発達してきましたよね。

忘れたくないことを記憶に定着させるには、この機能を利用して脳を騙せばいいのです。

それともうひとつ、テクニックをお伝えするとしたら、本の章でも段落でも構いませんので、ある区切りのいいところまで読み進めたらその章を要約するクセをつけてください。

簡単なタイトルや小見出しをつけるのでも構いません。

だいたいこんな事言ってたな、というのを積み上げていけば、本を全部読み返さずとも、その小見出しをざっと見返しただけである程度頭に入っているものですよ。

 

 

それでは、本日も最後までご覧いただきありがとうございました。

また次回の記事でお会いしましょう。

 

本日もお疲れ様でした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました